切開リフト

SMAS切開リフトとは？

年を重ねるにつれて筋膜の力が弱くなり、筋膜の筋肉と脂肪・皮膚がたるんでしまいます。皮膚のたるみの根本的な原因であるSMAS筋も同時に引き上げることでさらに確実で満足のできる手術結果を得ることができます。
SMAS筋は顔面の表情筋肉を包んでいる筋膜として、皮膚の真皮層よりも深い皮下脂肪層と筋肉層の間の深さ4.5mmところに位置しています。皮膚と筋肉の間を縄のように包んでいる薄い組織のため、皮膚の弾力とシワに直接的に影響を与えてしまいます。歳を重ねるにつれてSMAS筋が弱くなりながら皮膚と脂肪層がたるんでしまうことがたるみの原因です。

ブラウンのSMAS切開リフトは単純にたるんだ外側の皮膚だけを引き上げるだけではなく、維持靭帯(retaining ligament)をしっかり切り離して筋膜層(SMAS筋)を動きやすくさせてからSMAS筋を引っ張って固定し、余った皮膚を切除するという二重剥離する方法で行われていますので優れた効果を長持ちさせることができます。 単純な老化による皮膚のたるみだけではなく、輪郭手術や両顎手術の後の皮膚のたるみなども予防及び改善することができます。

ミニSMAS切開リフトとフルSMAS切開リフトの違いは？

ミニSMAS切開リフトとフルSMAS切開リフトの基本的な切開範囲の差はあまり変わりません。
もみあげから始まり耳の形に沿って耳たぶの下、耳たぶの後ろまで切開し、 顔面部のSMAS層(筋膜層)を広く剥離してたるんだ皮膚を切除します。
フルSMAS切開リフトの場合、首のたるみまで解決させるため基本的な切開範囲に加えて 首のヘアラインまで範囲を広く切開します。切開範囲が広くなる分、首のたるみまで同時に 解決できるというメリットがあります。
しかし、首のたるみがない方には切開範囲が比較的小さいミニ切開リフトの方がより効果的に 顔面部のたるみを解決させることができます。

手術方法

切開部位

ヘアラインをはじめもみあげから耳に沿って耳たぶの裏まで切開 (フル切開リフトは首の後ろのヘアラインまで切開範囲を広げます。)

手術方法

1. 既存の効果の無い手術方法
SMAS筋をしっかり剥離していないリフティング 維持靭帯をしっかり切らなかったリフティング

2. ブラウン 最小切開のSMAS切開リフト

SMAS筋を使った強い固定力と頬の窪み矯正

ブラウンのSMAS切開リフトは一人一人に合わせながら必要な場合にはSMAS筋を切らずに曲げて固定し、より長く維持できる強力な固定効果を作り出します。また、頬の窪みがある場合には曲がっている部分を凹んだ部分に再配置させて皮膚のリフティングと共にボリューム感を与え、頬の窪みまで改善させることができます。